はじめに
皆さん、こんにちは庶民よしおです。今回は、私が独学で日商簿記2級を取得するまでの道のりと、その後の人生の変化についてお話しします。
簿記との出会いは突然の人事異動がきっかけでした。最初は「ボキって何?」という状態で、自治体主催の簿記講座に半強制的に参加することに。正直、当初は面倒くさいと後ろ向きな気持ちでいっぱいでした。
しかし、この経験が後に人生を大きく変える転機となったのです。与えられたチャンスは、たとえ小さなものでも大切にすべきだと学びました。この記事を通じて、新しいことに挑戦する勇気と、継続することの大切さを感じ取っていただければ幸いです。
それでは、私の簿記学習の旅と、そこから得た人生の教訓をご紹介していきます。
簿記との運命的な出会い
講座を受け始めると、徐々に簿記の面白さに気づき始めました。お金の流れを可視化し、企業の経済活動を分析する。そんな簿記の本質に、理系脳の私はすっかり魅了されてしまったのです。
特に印象的だったのは、貸借が常に一致する美しさ。この完璧なバランスに、数学好きの私の心は踊りました。家に帰ってからも自主的に勉強している自分がいて、「あれ?これって楽しいのかも?」と気づいた瞬間は今でも鮮明に覚えています。
簿記との出会いは、まさに運命的でした。与えられたチャンスを活かすことで、新しい世界が広がることを実感しました。皆さんも、日々の生活の中で思わぬチャンスに出会うかもしれません。そんな時は、ぜひ前向きに受け止めてみてください。
3級への挑戦と小さな成功体験
講師の勧めもあり、日商簿記3級を受験することにしました。毎日、朝1時間、夜は寝るまで勉強する日々が始まりました。2ヶ月間のこの生活は、決して楽ではありませんでしたが、目標があることで毎日にメリハリができ、充実感を覚えたのも事実です。
そして迎えた試験当日。緊張しましたが、努力の甲斐あって見事合格!この小さな成功体験が、後の大きな挑戦への自信につながりました。
3級合格は、簿記学習の第一歩に過ぎません。しかし、この経験から学んだのは、小さな目標を達成することの重要性です。大きな目標は時に気後れしてしまうかもしれません。でも、小さな目標から始めれば、徐々に自信をつけていくことができるのです。
皆さんも、まずは小さな目標から始めてみてはいかがでしょうか?その積み重ねが、やがて大きな成果につながるはずです。
2級への挑戦と挫折の乗り越え方
3級合格を上司に報告した時、意外に冷ややかな反応を受けました。「3級なんて誰でも取れる」という雰囲気に、正直心が折れそうになりました。しかし、ここで諦めていたら、今の私はありません。
この経験から学んだのは、他人の評価に一喜一憂せず、自分の成長を自分自身で認めることの大切さです。そして、その悔しさをバネに、2級に挑戦することを決意しました。
2級の学習を始めてすぐに、その難しさに愕然としました。3級とは比べ物にならない試験範囲、特に連結会計と管理会計の複雑さに、何度も挫折しそうになりました。しかし、「認めてもらいたい」という一心で猛勉強。半年間、平日は朝晩合わせて5時間、休日は10時間も勉強しました。
この期間で学んだのは、自分の限界は思っているよりもずっと先にあるということ。皆さんも、「無理」だと思う前に、まずは挑戦してみてください。きっと新しい自分に出会えるはずです。
2級合格の喜びと真の価値
そして、ついに2級合格!上司の驚いた顔と、待ちに待ったお褒めの言葉。あの時の喜びは今でも忘れられません。でも、それ以上に嬉しかったのは、自分自身への誇りです。「やればできる」という自信が、その後の人生に大きな影響を与えてくれました。
2級を取得して分かったのは、この資格の実用性の高さです。会社員としても、経営者としても、財務諸表を読む力は必須。私自身、職場での評価が上がり、年収アップにもつながりました。さらに、転職市場でも即戦力として高評価されるチャンスが広がります。
しかし、資格取得の真の価値は、それだけではありません。学習過程で培った粘り強さ、論理的思考力、そして自己管理能力。これらのスキルは、仕事だけでなく人生のあらゆる場面で役立つのです。
簿記学習から得た人生の教訓
簿記学習を通じて、私は多くの人生の教訓を得ました。ここでは、その中でも特に重要だと感じた5つをご紹介します。
- 小さなチャンスを大切に:嫌々始めたことが、人生を変えるきっかけになるかもしれません。
- 継続は力なり:毎日少しずつでも、続けることで大きな変化が生まれます。
- 挫折を恐れない:失敗や挫折は、次の成功へのステップです。
- 自己成長を楽しむ:他人の評価よりも、自分自身の成長を喜ぶ心を持つことが大切です。
- 生涯学習の重要性:年齢に関係なく、学び続けることで人生はより豊かになります。
これらの教訓は、簿記学習に限らず、人生のあらゆる場面で活かせるものだと思います。皆さんも、日々の生活の中でこれらの教訓を意識してみてください。きっと、新しい発見や成長につながるはずです。
1級は必要?個人の目標と向き合う
「じゃあ、1級も取るの?」とよく聞かれますが、これは人それぞれです。税理士を目指すなら必須ですが、そうでなければ2級で十分実用的だと私は考えています。
大切なのは、自分の目標に向かって進むこと。無理に高みを目指すより、自分に合ったペースで成長していくことが、長期的には大切だと私は考えています。
自分の目標や価値観と向き合い、本当に必要な挑戦を選ぶこと。これも、簿記学習を通じて学んだ大切な教訓の一つです。皆さんも、自分の人生の目標を見つめ直し、本当に必要な挑戦を選んでみてください。
さあ、あなたも始めてみませんか?
現状に満足していない方、何か新しいことを始めたい方、日商簿記2級への挑戦をおすすめします。私のように、メンタル面でも、キャリア面でも、きっと良い変化が訪れるはずです。
大人になってからこそ、学ぶ楽しさがあります。今この瞬間から、あなたの人生を変える一歩を踏み出してみませんか?簿記の世界があなたを待っています!
まとめ
簿記学習の旅は、私に多くの気づきと成長をもたらしてくれました。時には辛いこともありましたが、乗り越えた先にある達成感は何物にも代えがたいものでした。
皆さんも、新しい挑戦を始める勇気を持ってください。その一歩が、どんな素晴らしい未来につながるか、誰にも分かりません。でも、きっと素晴らしい何かが待っているはずです。
今日から、あなたの新しい物語が始まります。頑張ってください!応援しています!それでは、また次の記事でお会いしましょう。新たな挑戦の報告、楽しみにしていますね!
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